お肌が弱い人のクレンジングの選び方

一日の終わり、クレンジングや洗顔の後に、顔がどんどん乾燥していく感じがして、
化粧水のもとまで急ぐという経験はありませんか?

スキンケアというと、化粧水や乳液・美容液にこだわる方が多いかもしれません。
ですが、お肌を思いやるスキンケアはクレンジング選びも非常に重要です。

この記事では、お肌が弱いと自覚している人、またご自身のお肌の弱さにまだ
気づいていないけれど、「隠れ敏感肌な人」向けの正しいクレンジングの選び方を
ご紹介します。

お肌が弱い人の特徴と原因

人間のお肌は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3構造でできています。
中でも、クレンジングの時に触れる表皮の外側「角質層」は厚さ0.02mmです。
その薄さはキッチン用ラップと同じ程度です。
このような薄い角質層ですが、外からの刺激からお肌を守ってくれています。
しかし、角質層は非常に薄いですので、強いマッサージやスクラブ、ゴシゴシ洗顔などで、
傷ついてしまうことがあるのです。

敏感肌や乾燥肌の人は、この角質層のバリア機能が正常に機能していない状態です。
そのため、水分を保持する力が弱く、乾燥に弱かったり、また外からの刺激に弱かったりという特徴が見られます。また、これらの肌質はご自身でも自覚しているケースが多いですが、
中には一見、お肌が艶やかに見える「ビニール肌」といわれているやっかいな肌質があります。

隠れ敏感肌「ビニール肌」とは?

ビニール肌は、見た目にはツヤがあるのに、実は非常にダメージを負っている肌質です。
しかし、その見た目から、お肌の状態が悪化していることに気づかず、肌荒れ症状が深刻化することがあります。

ビニール肌というのは角質層が失われている状態です。
そのため、お肌のキメ・凹凸がなく、ツルツルと平らで光を反射しやすくなります。
ですので、一見、ツヤ肌なのですが、放置しておくと、紫外線によるシミや、乾燥による小じわなどのお肌トラブルが深刻化します。お肌を守る角質層のバリア機能が低下しているからです。見た目に問題が無くても、クレンジングや洗顔の後にヒリヒリしたり、乾燥を感じたりする場合は、クレンジング選びに注意しましょう。

~お肌への負担度別~クレンジングの種類

一言にクレンジングといっても、たくさんの種類があります。値段やcmだけで、
なんとなくクレンジングを選んでいませんか?
クレンジングによってお肌への負担が変わってくるので、慎重に選びましょう。

それぞれ商品の成分によって変わってきますが、一般的にお肌への負担が強い順から言って、
ふき取りタイプ→オイルタイプ→ジェルタイプ→リキッドタイプ→クリームタイプ→ミルクタイプという順番です。お肌が弱い人にあったクレンジングの選び方をご紹介する前に、
それぞれの特徴を簡単にまとめます。

ふき取りタイプ

ふき取りタイプというと、クレンジング剤が染み込んでいるシートを連想するかもしれませんが、コットンに染み込ませるローション系のクレンジングもこちらに分類されます。

お風呂以外でも使えて、また持ち運びも簡単なので重宝している方も多いかもしれません。
ですが、角質層はキッチン用品のラップと同じ薄さです。
ゴシゴシ拭かなくても、毎日こすっていたら、お肌にはかなりの負担です。
旅行先など疲れた日の応急処置として使用するのがおすすめです。

オイルタイプ

非常に浄力が強いのがオイルタイプのクレンジングです。
舞台メイクなど、濃いメイクをがっつり落とすときに使われますが、合成界面活性剤の配合量が多いため、毎日、大量に使うにはお肌に刺激的です。
また、その名の通り、油分も多いので、使用すると、お肌に必要な皮脂もオイルクレンジングと一緒に流してしまう可能性が高いです。長期的に使うと、お肌の乾燥をはやめてしまう心配が
あります。

また「私は脂性肌だから」と安心してオイルクレンジングを使っている方はいませんか?
実は脂性肌のメカニズムは、必要な皮脂が足りていなくて、お肌がトラブルだと思い、
異常に皮脂を分泌しているというケースもあります。
脂性肌に見えて、実は乾燥肌ということもあるのです。
そのため、お肌トラブルを感じている人は、濃いメイク時のみオイルクレンジングを
使用するという工夫がおすすめ
です。

ジェルタイプ

ジェルタイプといっても、種類があります。
大きく分けて2種類「水性タイプ」と「油性タイプ」です。
油性タイプは洗浄力がありますが、オイルクレンジングよりも刺激は弱めです。
中には、まつげエクステをしている方は使用できないものもあります。
(まつげエクステの接着力が落ちてしまうためです。)

また水性タイプは、ニキビに悩んでいる方や、敏感肌・乾燥肌、オイルが苦手という方に
向いたタイプです。リキッドタイプよりテクスチャーがこってりしているため、
洗浄力でいうと、オイルクレンジングとリキッドクレンジングの中間という位置づけです。

最近ではホットクレンジングというものもあります。
このタイプは、毛穴の汚れに特化しているものが多いです。

リキッドタイプ

リキッドタイプのクレンジングは、水分をベースにつくられているので、
サラサラしたテクスチャーが特徴的です。
洗浄力もあり、油分ではなく界面活性剤でメイクを落とすため、オイル特有のべたつきが
苦手な人やダブル洗顔が面倒くさい方にもおすすめです。
商品にもよりますが、オイルフリーのものが多いため、まつげエクステをしている方も
安心です。ですが、サラサラしたテクスチャーなので、コットンで落とす場合は、
摩擦がなるべくお肌にかからないように、優しく扱う必要があります。

クリームタイプ

クレンジングクリームは油性成分と界面活性剤のバランスが良く入っているので、
使用後乾燥しにくいタイプのクレンジングです。

クリームタイプは、アイシャドウやパウダーファンデを落とすのは得意ですが、
リップやアイライナーなど、洗浄力が必要な時は少し物足りなく感じる方もいるかも
しれません。部位やメイクの薄さなどに分けて使用するのにおすすめです。

ミルクタイプ

クレンジングの中で、最もお肌に優しい使い心地といわれています。
クリームタイプのクレンジングよりも、水分の配合率が高いため、つっぱらずお肌に潤いを残すような洗い上がりです。
低刺激性を優先していて、敏感肌・乾燥肌におすすめのクレンジングです。
逆に、濃いメイクの時は、落とし残りが出てしまうので、注意が必要です。

敏感肌・乾燥肌向けのクレンジングの選び方

では、お肌が弱い人はミルクタイプにすればいいのかというと、一概にそうは言えません。
メイクの落とし残りはお肌トラブルのもとですし、さらには翌日の化粧ノリにも
影響してしまいます。
ミルクタイプなどで化粧を落として残るものはオイルタイプのメイクです。
翌日、オイルタイプのメイクが残ったお肌に重ねて化粧をすると、モチが悪く、
化粧崩れしやすくなります。さらにそれをメイク直しで厚塗りすると、負のスパイラルです。

ですので、まずお肌が弱い方は、ミルクタイプのクレンジングでも落とせる化粧にすべて変えることが一番おすすめですが、お仕事柄やお気に入りのメイクなどがあって、そうはいかない場合もあると思います。
その場合は、落ちにくいメイクの部分だけコットンにオイルクレンジングやリキッドクレンジングを染み込ませて乗せるという方法がおすすめです。

あくまで、お肌を摩擦しないように、コットンを染み込ませて乗せるというのがコツです。
そして、1分ぐらいコットンにメイクを浮かせたら、水ですすぎ、そこからミルクタイプや
クリームタイプのクレンジングで残りの化粧を落とすというのがおすすめの方法です。

まとめ

健全な状態のお肌でもターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期は28日です。
お肌が弱い人はもっと時間がかかることがあります。
1日試して辞めるのではなく、3か月以上の長いスパンで見て、
お肌を改善させていきましょう。また、クレンジングの後の、保湿もしっかり行いましょう。

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